食用のマカダミアナッツオイルはナッツの中でも風味が高く、パルミトレイン酸(オメガ7)を豊富に含むため、健康効果が高いことでも知られています。
このマカダミアナッツオイル、実はスキンケアとしても保湿効果をはじめ、さまざまな美肌効果があるのをご存じですか?今回は、いろいろな使い方で全身をケアできるマカダミアナッツオイルについてご紹介します。
<目次>
1. マカダミアナッツオイルとは?
2.パルミトレイン酸がハリとツヤをもたらす
3.豊富なオレイン酸ですぐれた保湿力
4.パワフルな浸透力でベタつかない
5.乾燥肌やエイジング肌におすすめ
6.マカダミアナッツオイルの使い方は?
7.食用と美容用の違いは?
マカダミアナッツオイルとは?
ビタミンやミネラルたっぷり
「ナッツの王様」
“ナッツの王様”とも言われるマカダミアナッツ。苗が成熟し、収穫が可能になるまでは10年かかるというその実は、たくさんの花が集まった一房からほんの数個しかとれないため、昔から貴重なナッツとして知られてきました。実の中にある茶色の種の固い殻に守られた乳白色のナッツには、ビタミンやミネラルなどの栄養素がギュッとつまっています。
酸化しにくいため長期保存が可能で、紫外線から守る働きもあります。オーストラリアやアフリカでは、昔から紫外線予防や紫外線ケアにも使われてきました。
パルミトレイン酸が
ハリとツヤをもたらす
マカダミアナッツオイルには「パルミトレイン酸」が豊富に含まれていて、
その含有量は植物オイルの中でもトップクラスです。
パルミトレイン酸は、天然のクリームと言われる私たちの皮脂にも含まれています。赤ちゃんの肌にみなぎるようなツヤと、もっちりした弾力があるのは、「若さの脂肪酸」とも呼ばれ、肌の再生メカニズムに深く関わるこのパルミトレイン酸が豊富に含まれているから。ただ、パルミトレイン酸は加齢とともに減少し、この減少が肌の老化を招く一因とも言われています。
マカダミアナッツオイルは、大人肌に不足しがちなパルミトレイン酸を補うことで、ツヤとハリのある肌に導きます。
豊富なオレイン酸で
すぐれた保湿力
マカダミアナッツオイルには、パルミトレイン酸同様、私たちの皮脂に多く含まれ保湿作用のあるオレイン酸が約60%も含まれています。潤いをたっぷり与えながら、水分の蒸発を防いで肌を乾燥からしっかり守り、乾燥によるシワや肌荒れなど、肌トラブルを防ぎます。
パワフルな浸透力でベタつかない
マカダミアナッツオイルは、パルミトレイン酸やオレイン酸など人の皮脂に近い脂肪酸組成のため浸透性にすぐれ、肌なじみが良いのが特長。その浸透性の高さから「ヴァニシングオイル(消えるオイル)」とも呼ばれ、深くコクのある潤いを肌に与えながらも、さらっとベタつかない使用感で使いやすいオイルです。
乾燥肌やエイジング肌におすすめ
このように、マカダミアナッツオイルはさまざまな美肌成分を含むことから、乾燥やエイジングで悩む大人肌におすすめです。
特に、「ホホバオイルなど軽めの使用感のオイルでは物足りない」という方、「化粧水を何回重ね付けしても、どんなケアをしても乾燥が止まらない」とういう方、「最近ツヤやハリがなく、肌が疲れて見える」という悩みの方におすすめです。
マカダミアナッツオイルの
使い方は?
では、どんな使い方をすればいいの?ここでは乾燥対策やエイジング対策に効果的な使い方から、顔だけでなくボディや髪まで全身にケアできるマカダミアナッツオイルの使い方をご紹介します。
◆化粧水前のブースターとして
洗顔後、軽くタオルドライした後の、やや水分が残った肌にマカダミアナッツオイルを塗布し、やさしくなじませてください。肌がやわらぎ、その後の化粧水が肌によくなじみます。特に肌が乾燥している時や疲れている時は、化粧水後のクリームにオイルを混ぜて使うのもおすすめです。
◆美容液として
保湿用美容液として、化粧水の後に塗布してください。前後に使用する化粧品の浸透も高めます。
◆ヘアケア・スカルプケアに
シャンプー後、ヘアオイルとして、ドライヤーの前に毛先にもみ込むように塗布してください。ドライヤーの熱から守るとともに、髪に栄養とうるおい、ツヤを与えます。また、シャンプー前に適量を手に取り、頭皮をマッサージすることで、乾燥を防ぎ、すこやかな頭皮環境に整えます。
◆クレンジングオイルとして
洗顔前のメイク落としに。皮脂に近い組成のため、皮脂や毛穴の汚れ、メイクの汚れとなじみやすく、スムーズに除去します。
◆マッサージオイルとしてボディにも
マカダミアナッツオイルは伸びやすべりがよいテクスチャー。肌をやわらげてなめらかにする作用も高いため、マッサージに最適。フェイスだけでなくボディやハンドなど全身のマッサージにおすすめです。
マッサージ効果と相まって、血行やリンパの流れが良くなるため、むくみを取ってスッキリとしたフェイスやボディに導きます。
食用と美容用の違いは?
第三の脂肪酸として注目されているオメガ7系のパルミトレイン酸。このパルミトレイン酸を豊富に含むマカダミアナッツオイルは、血管を若々しく保つアンチエイジング効果が期待できるとして、食用としても人気が高まっています。
また、マカダミアナッツオイルはナッツの甘さと香ばしさが特徴で、そのままの味を楽しめるオイルです。熱にも強いため、香りを生かした肉料理とも相性が良く、デザートオイルとしてアイスクリームなどにかけるのもおすすめです。
ただ、食用オイルと美容オイルは搾油方法なども異なるため、肌や髪に塗布する場合は美容用を選びましょう。
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