私たちは気づきはじめています。
今までずっと肌に足すことばかりを考えてきたけれど、本当に肌に必要なものは限られているかもしれないということに。
肌への負担や自然環境のことを考えて、そろそろきちんと選ぶこと、引き算することをはじめませんか?
肌が欲しているのは、食べものと同様、安心で安全なもの。そして、植物の生命力を取り入れながら自力を高めること。
肌環境が変わっても、年齢を重ねても、自らのちからでうるおい、自然に代謝できる肌は、いつまでもつややかで、みずみずしいハリに満ちているものだから。
豊かな水をたたえてフランスの中央部をたおやかに流れるロワール河。
流域には中世の古城が点在し、ぶどう畑が広がる美しい田園地帯は、フランスでもっとも豊穣な地方として、古くから多くの人に愛されてきました。
そんなサントル・ロワールの小さな街ビエルゾンで、コディナがコスメティックブランドとして産声をあげたのは1994年のこと。
ロワールの大地の恵みをたっぷり受けた自然の素材を使って、手づくりに限りなく近い石けんをつくりたい…。
創始者、Michel Pobeda(ミシェル・ポベダ)氏のこうした想いからコディナは誕生しました。
ケミカルな素材を一切使わない石けんがフランスにほとんどないことを大変残念に感じていた植物油の権威、ミシェル・ポベダ氏。
植物油の搾油に長く携わっていた彼はその経験を生かし、 数年にわたって研究を重ねた結果、ようやく理想の製品をつくることに成功しました。
こうして“こだわりの石けん”からコディナは始まりました。
その後もシアバターやアルガンオイルなど、上質な製品が次々と生み出され、厳しい基準を設けているフランスのオーガニック推進団体「ヌーヴェル・コスメティーク」の認証ラベルを取得するなど、安全性の高い製品を展開するブランドとして、世界中から大きな信頼を得ています。
CODINA(コディナ)の創始者であるミシェル・ポベダ氏は、フランスでは植物油のオーソリティーとしても知られ、植物油の専門書も出版しています。
著書「Les bienfaits des huiles végétales(植物油の利点)」は、200種以上もの植物油についてまとめられた書籍です。
精油ではなく、植物油について書かれたものは世界初といわれ、ELLEの発行元としても知られているアシェット社系列のマラブー社より2011年9月発行されています。(フランス語)
コディナの製品は、オーガニック認証 “NOUVELLE COSMETIQUE”(ヌーヴェル・コスメティーク)を取得しています。
“ヌーヴェル・コスメティーク”は、コールドプロセス製法にこだわるフランスの石鹸協会よりスタートしたオーガニック認証。既存の認証基準に疑問を呈し、より厳しい基準を自ら設けています。
石油系の合成成分を一切使用せず、有機農法で生産された植物由来の成分を最大限に生かしたオーガニック製品で新たな「Cosmetique=化粧品」の時代を切り拓いていきたい・・・。そうした想いが「Nouvelle=新しい」という名前に込められています。
ヌーヴェル・コスメティークでは、原料本来の組成構造を変えることなく、シンプルな物理的・化学的プロセスにより得られる原料のみを使用すること。また、環境に配慮した製法を用いて、エコ基準に沿ったパッケージを使用すること。原料や生産条件を明らかにすることが義務づけられています。
<ヌーヴェル・コスメティーク>
1950年――。
それはまだ私たちが自然の恵みをたっぷり享受していた時代。
近代化の波にのみこまれることなく、肌と体が本来持っている自力を確かに蓄えていた時代でした。
あれから数十年もの時を経て、テクノロジーの進化とともに、石油を原料とする製品や、大量生産の製品は身近なものとなりました。より早く、より便利に、より容易に、何かを手に入れることが当たり前の時代になりました。けれど、それは同時に、地球環境に大きな負荷がかかることでもあり、何かを失うことでもありました。
一方、コディナでは1994年の創業以来、一貫して、長い歴史を持つフィトテラピー(植物療法)の理念が息づく製品を届けてきました。土壌、原料、製法すべてにこだわり、植物の力を最大限に生かした独自のものづくりに取り組んできました。
そして、いま改めてその姿勢を再確認し、豊かな自然環境が失われる以前のあの頃、1950年に立ち返るために、〈CODINA 1950〉のスペシャルケアラインをスタートします。
現代の女性たちは、もっときれいに、もっと若々しくと、尽きることのない美しさを追い求めています。そうした思いはそのままに、植物のすこやかさや逞しさを肌に取り込み、もっとナチュラルで、もっと自分らしく、普遍的な美しさを手に入れてみませんか?自然の恵みは、途方もないエネルギーを私たちに授けてくれることでしょう。