アルガンオイルの使い方とは？奇跡の万能オイルの7つの効能と活用術

美容オイルの中でも特に人気の高いアルガンオイルは、スキンケアだけでなく、ヘアケア、ボディケアにも使える万能オイルとして知られています。

また、天然成分で肌にやさしいアルガンオイルは全身に使えるため、従来のコスメのようにあれこれとアイテムを揃える必要がない、という点も大きなメリットの一つです。

今回は、リピーターの方も多いアルガンオイルの7つの効能と具体的な使い方についてご紹介します。

アルガンオイルとは？基本情報を紹介

アルガンオイルとは、北アフリカのモロッコ南西部にのみ生育するアルガンツリーという木の実の種から採れるオイルで、1本の木からわずか1リットルしか採れないという大変貴重なオイルです。

その希少価値の高さから、「モロッコの黄金」と呼ばれるアルガンオイルは、古くから食用・美容・健康に幅広く用いられてきました。

オイルの元となるアルガンツリーは、今から8千万年ほど前から生育していて、世界三大美女の一人、クレオパトラもアルガンオイルを愛用していたといわれています。

アルガンオイルの5つの特長

モロッコの乾燥した砂漠の中で、8千万年という長い期間を生き抜いてきたアルガンツリー。その実の種から採れるアルガンオイルには、大きく分けて5つのすぐれた特長があります。

１. 栄養豊富なビタミンEがたっぷり
アルガンオイルには、美肌には欠かせない栄養がたっぷり詰まったビタミンE（トコフェロール）が豊富に含まれているため、エイジングケア※に最適です。
※年齢に応じたケア

2. 高い保水力と保湿力
アルガンオイルにたっぷり含まれているオレイン酸とリノール酸が角質層まで浸透し、肌の水分をしっかりキープ。肌の水分・油分バランスを整えて、潤いのあるふっくらとやわらかな肌へ導いてくれます。

3. 肌のキメを整える
アルガンオイルは肌のキメを整えてくれるので、すこやかでなめらかな肌を保ちます。

4. 日焼け・肌荒れ予防
アルガンオイルには紫外線から肌を保護する働きがあるので、日焼けや紫外線による肌荒れの予防にも効果的です。

5. 化粧水やクリームの浸透を高める
化粧水や乳液、クリーム、美容液などの浸透を高める働きもあるため、普段お使いの化粧品にアルガンオイルをプラスするだけで、スキンケアを格上げしてくれます。

アルガンオイルの効果・効能について詳しくはこちら

アルガンオイルの効果的な使い方～顔・ボディのケアからヘアケアまで

ここでは、顔やボディのケア、さらにヘアケアにも使えるアルガンオイルの効果的な使い方について、詳しくみていきましょう。

◇顔のスキンケア～デリケートなリップや目元にもOK
洗顔後、化粧水前のブースターとして、軽くタオルドライした後のやや水分の残った肌にアルガンオイルを塗布すると、肌がやわらかくなり化粧水の浸透がアップします。

また、美容液やクリームにアルガンオイルを混ぜて使うのもおすすめです。
デリケートなリップや目元にも使えるので、スペシャルケアとしても。アルガンオイルを顔全体に塗布し、さらに蒸しタオルでパックすれば、潤いに満ちた若々しい肌に近づけます。

◇ボディケア～マッサージオイルとしても
お風呂上がりや就寝前に、乾燥が気になる部分を中心にアルガンオイルでマッサージすれば、翌朝にはキメが整った潤いのある肌を実感できます。

◇ネイル・ハンドケア～美人は指先から
爪の甘皮の部分にオイルを塗り込めばネイルオイルとして、普段使っているハンドクリームに少し混ぜて使えば、贅沢なハンドクリームとしても活用できます。また、ハンドクリームの前にオイルを塗布すると、ハンドクリームの浸透を高めます。手の小じわや割れた爪、二枚爪でお悩みの方にもおすすめです。

◇ヘアケア・頭皮ケア～すこやかな髪と頭皮に
シャンプー後、タオルドライした毛先を中心にアルガンオイルをやさしく揉みこむように塗布し、ドライヤーで乾かすと、クシ通りの良いつややかでなめらかな髪になります。
また、シャンプー前の乾いた頭皮に塗布し、軽くマッサージした後に洗い流せば、ケアしづらい頭皮の毛穴の汚れもスッキリ取り除けます。