アルガンオイルは何の症状に効くの?成分から徹底解説!

2023年7月21日

「モロッコの黄金」とも呼ばれ、美容オイルとしても名高いアルガンオイル。ではいったいアルガンオイルにはどんな成分が入っていて、それらはどんな効果をもたらすの?ここでは成分から紐解くアルガンオイルの効果についてご紹介します。

<目次>
1.肌の老化を防ぐ代表選手「ビタミンE」
– – ・オリーブオイルの約2~3倍の含有量
– – ・抗酸化作用でシワ・たるみ・シミ予防
2.「2つの脂肪酸」で乾燥知らずの肌へ
– – ・肌なじみと保湿力が抜群「オレイン酸」
– – ・肌の水分量をキープ「リノール酸」
3.紫外線から守る・ケアする
4.肌だけでなくヘアケアや頭皮ケアにも


肌の老化を防ぐ代表選手
「ビタミンE」

◆オリーブオイルの約2~3倍の含有量
アルガンオイルにはビタミンEが豊富に含まれています。その含有量は他の植物オイルと比べてもダントツに高く、オリーブオイルの約2~3倍と言われています。では、いったいビタミンEにはどんな働きがあるの?

〈ビタミンEの含有量〉
ビタミンE(トコフェロール)は、“若返りのビタミン”とも呼ばれるほど抗酸化作用が高い成分。ビタミンEにはα-、β-、γ-、δ-トコフェロールとα-、β-、γ-、δ-トコトリエノールの8種類が存在しますが、なかでも最も抗酸化力の高いγ(ガンマ)トコフェロールが、アルガンオイルには多く含まれています、その含有量はオリーブオイルの約26倍にもなります。

◆抗酸化作用でシワ・たるみ・シミ予防
肌老化の元凶のひとつが「紫外線」。紫外線を浴びると肌の内部に「活性酸素」が発生します。過剰に増えた活性酸素が原因で肌がサビる(酸化する)と、肌の機能が正常に働かなくなり、下記のような老化現象やさまざまな肌トラブルを招いてしまいます。

毛穴悩み

◎しわ、たるみ活性酸素が増えると、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンが破壊され、しわやたるみを引き起こす原因となります。

◎シミ:活性酸素が増えると、その攻撃から肌細胞を守ろうとしてメラニン色素が大量に発生します。これがシミを作り出す原因につながります。

◎くすみ、ゴワつき:活性酸素が増えて酸化した肌は、ターンオーバーが乱れ、バリア機能も低下します。そのため古くなった角質が剥がれ落ちずに肌に蓄積し、肌をくすませたり、ゴワつかせたりします。

アルガンオイルには、そんな活性酸素の活動を抑えるビタミンEがたっぷり含まれているため、肌老化を防いで年齢肌のさまざまな悩みを解消してくれます。

 

「2つの脂肪酸」で
乾燥知らずの肌へ

数年間、一滴の雨さえ降らない乾燥地帯でも枯れないと言われるほど、生命力の強いアルガンツリー。その種子から採れるアルガンオイルには、保湿をつかさどる2つの不飽和脂肪酸、肌なじみがよく保湿力が高い「オレイン酸」と、肌の水分を保持する「リノール酸」がたっぷり含まれています。

◆肌なじみと保湿力が抜群「オレイン酸」
アルガンオイルには、人の皮脂にも多く含まれる「オレイン酸」が45%も含まれています。このオレイン酸の大きな特長は肌なじみの良さと保湿力の高さ。

皮脂は肌にとって大切な存在です。肌の保護膜として内側から水分の蒸発を防いだり、外気からのダメージを防ぐ役割があり、オレイン酸は、そんな肌を守る皮脂の成分において大きな割合を占めています。

オイル
そのオレイン酸をたっぷり含むアルガンオイルは抜群の保湿力を誇り、肌に塗ったあとの浸透もスムーズ。肌にスーッとなじんで嫌なべたつきを感じることもありません。ほかの美容成分が肌に浸透するのを助ける働きもあります。

◆肌の水分量をキープ「リノール酸」
アルガンオイルには、肌の角質層の水分保持力を高める「リノール酸」も31%含まれています。肌の水分をキープしているバリア機能を守り、角質から水分が蒸発するのを防ぐだけでなく、肌をなめらかにする作用や抗炎症作用もあり、すこやかな肌に導きます。

〈リノール酸の含有率〉

このように、「オレイン酸」と「リノール酸」、2つの脂肪酸を豊富に含むアルガンオイルはエイジング対策だけでなく、乾燥対策にも抜群の効果を発揮。一年中、うるおいに満ちたツヤ肌を保つことができます。

特に、どんな化粧品を使っても乾燥が止まらないという方にもおすすめです。ブースター(導入)オイルとして洗顔後、化粧水の前にアルガンオイルを使うとことで乾燥をストップさせ、すこやかな肌のベースをつくることができます。


紫外線から守る・ケアする

◆「天然のSPF効果」で紫外線から守る
アルガンオイルにはSPF5~9という天然の紫外線防止効果があるため、日焼けによるシミ・ソバカスを防いでくれる効果も期待できます。モロッコでは昔から、強い紫外線や乾燥から防ぐためにアルガンオイルが使われてきました。モロッコの女性の肌や髪が健康でつややかなのもアルガンオイルのおかげなのです。

◆「ビタミンE」と「オレイン酸」で紫外線ケア
前述したように、アルガンオイルには美肌には欠かせない「ビタミンE」や「オレイン酸」が豊富に含まれています。その効果は“紫外線ダメージをなかったことにしてくれる”ほど。
うっかり紫外線をたくさん浴びてしまった日の夜は、いつもよりたっぷり塗布して、アルガンオイルの栄養を肌にしっかり取り込みましょう。

そもそも、シミの原因となるメラニンができるのは、紫外線のダメージから肌を守るため。紫外線によって肌が乾燥していたり抵抗力が弱くなっていると、自分を守ろうとメラニンを過剰にため込んでしまい、シミやソバカスの原因になってしまうのです。

だからこそ、紫外線を浴びてしまったらその日のうちに、アルガンオイルで素早くケアをして、早めに肌を立て直しておくことが大切なのです。


肌だけでなく
ヘアケアや頭皮ケアにも

◆乾燥しがちな髪にうるおいとツヤ
保湿力の高いオレイン酸や、水分を保持するリノール酸を多く含むアルガンオイルは、髪の水分量をキープしてうるおいとツヤを与え、ヘアオイルとしても活躍してくれます。

◆美髪はすこやかな頭皮から
アルガンオイルには抗酸化力の高いビタミンEや、血行を良くして頭皮のバリア機能を高めるリノール酸がたっぷり。乾燥や紫外線によってダメージを受けて固くなった頭皮に栄養を与え、頭皮をやわらげます。頭皮環境を改善することで、ハリやコシ、ツヤのある、美しくすこやかな髪へと導きます。

また、アルガンオイルには、頭皮の余分な皮脂や汚れを浮かび上がらせるクレンジング効果もあり、頭皮を清潔に保ちます。

★週に1~2回、アルガンオイルで頭皮のスペシャルケアを行いましょう。シャンプー前にアルガンオイルで頭皮をマッサージして洗い流すだけなので、簡単に頭皮をケアすることができます。

 

※アルガンオイルの詳しい使い方はこちらから。
“全身に使えるアルガンオイル”おすすめの使い方を徹底解説


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